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ニューヨーク州郊外の中学校で行われる討論会。テーマは銃規制。日本から転校した櫂はメンバーのひとりに選ばれてしまい…。

定価 1,650円(本体1,500円)
発行年月 2025年6月
発行 フレーベル館
サイズ 縦200mm × 横140mm × 背幅16mm
ページ数 192ページ
ISBN 9784577053881

対象年齢

  • 小5
  • 小6
  • 中学生
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書籍内容紹介

母の赴任先のアメリカ・ニューヨーク州郊外の中学校に入学した櫂。
英語もまだ自信がないのに、討論会の出場メンバーひとりに選ばれてしまった。
テーマは銃規制について。
七人の子どもたちは、討論会でどんな結論を導くのか。

――日本の小学校で教わった多様性とは、まず日本人というマジョリティが存在していて、それとは異なる人たちを受け入れましょうっていう考え方だった。
でも、ここでは、そうではない。
多様性とは、初めから、ここにあるものなのだ。つまり、異なった人たちを受け入れるのではなくて、初めから異なった人たちがここにいる、というこの現実。
多様性とはつまり、豊かさってことなんじゃないか。
多様性という豊かな渦巻きに、ぼくは巻きこまれていようと思っている。(本文より)――

著者紹介

小手鞠るい/作

1956年、岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1992年に渡米。以後、ニューヨーク州の森のなかで暮らしながら、小説、エッセイ、童話などを書いている。主な著書として『ある晴れた夏の朝』(偕成社)、『母の国、父の国』『あなたの国では』(以上、さ・え・ら書房)、『空と星と風の歌』(童心社)、『ごはん食べにおいでよ』『晴れ、ときどき雪』(以上、講談社)、『答えは旅の中にある』(あすなろ書房)、『おしゃべり森のものがたり』(フレーベル館)など多数。

丹下京子/装画・挿絵

イラストレーター、CMプランナー。愛知県生まれ。愛知県立芸術大学デザイン科卒業。第43回講談社出版文化賞さし絵賞受賞。TIS会員。児童書の装画に『天使のにもつ』(童心社)、『サヨナラの前に、ギズモにさせてあげたい9つのこと』(小学館)、『アゲイン』(フレーベル館)など

目次

第一章 日本の金魚、アメリカの大海へ
セブン・サムライ 
合言葉はDとE 
冒険物語の主人公
金魚のバックグラウンド
スクールバスのなかのアメリカ
ロビンのお母さん

第二章 こまつぐみとパドルの作戦会議
野菜カレーと英語の味 
ゆうれい屋敷ライブラリー 
白熱の議論
ジェフリー老人の右腕 
二冊の本と涙と想像
リサーチペーパーの書き方

第三章 七つのびっくり箱
アメリカに入ってはアメリカに従え
まな板のカイ
豊かなものには巻かれろ
沈黙は金ではない
きのうの友はきょうの敵
きしむ車輪と出る杭

第四章銃口に花束を 
世界で初めての空港乱射事件
あさま山荘事件 
愛と憎しみ
暴力的なゲームのヒーロー 
加害者の母親の声 ラブ・アンド・ピース 

シリーズ・レーベル紹介