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セット書籍詳細
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フードテックとSDGs(全3巻)

カブトムシからはじまる循環型社会

エビとトマトで持続可能な食料供給

大豆パワーで未来の食卓をまもる

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地球環境の悪化や人口増加などのために食料不足が予測される未来。フードテックで問題を乗り越えようとする人や企業がいます。

  • SDGs
定価 10,560円(本体9,600円)
発行年月 2025年4月
発行 フレーベル館
版型 AB
サイズ 縦270mm × 横220mm × 背幅8mm
巻数 3
ページ数 各巻/32ページ
ISBN 9784577053270
NDC 588 食品工業 他
分売可
  • 全国学校図書館協議会選定図書

対象年齢

  • 小3
  • 小4
  • 小5
  • 小6
  • 中学生
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書籍内容紹介

*図書館用特別堅牢製本図書
フードテックとは、「食品(Food)」と「技術(Technology)」を組み合わせたことば。
食に関する最新の技術のことで、最近ますます注目を集めています。

フードテックによって地球を守ろうとする企業や人を紹介しています。環境を壊さずにサステナブルな食料供給をおこなうシステム「循環型社会」の実現をめざしたり、人口増加による地球規模の「たんぱく質危機」や食の多様化に対応する栽培方法・食品加工技術を追求したり。
かれらの取り組みはSDGs課題の解決につながっていきます。
巻末では、循環型社会のような実現したい社会のしくみを具体的なイメージで示したり、自分たちにできることの例をあげたりしています。すぐに結果は出なくても、未来の社会がどうなるといいのか、そのために自分に何ができるのかを考えるきっかけを提供しています。

また、取り上げた方々の「好き」や「興味」が起業につながっていく過程を、まんがで紹介しています。人びとの「熱意」が未来をつくる・守る原動力となることが理解できる内容です。

小学校中学年からの、地域の産業を調べる社会科の学習やSDGs関連の総合学習だけでなく、高学年以降のキャリア教育にも活用できます。

2025年開催の大阪・関西万博の理念「いのち輝く未来社会のデザイン」にも沿った内容です。時事に合った学習資料としても幅広く使うことができます。

1巻では、環境を壊さずに食料の供給を効率的におこなうシステムの実現を、カブトムシのプラント飼育によって目指す企業「TOMUSHI(トムシ)」を紹介。起業時のひらめき、困難と努力などをまんがで紹介。フードテックによって地球を守る取り組みを図で解説しています。

2巻では、薬や肥料は使わず、少ない水を循環させて魚介や野菜を育てる農業「アクアポニックス」を取り入れている滋賀県の企業、ビワコアクアポニクスを紹介します。フードテックによって地球を守る取り組みを図で解説しています。

3巻では、何十年も前から、食糧不足を補う植物性たんぱくしつの開発を行っている企業、不二製油の取り組みを紹介します。フードテックによって地球を守る取り組みを図で解説しています。

フードテックとSDGs(全3巻)
1巻 カブトムシからはじまる循環型社会
2巻 エビとトマトで持続可能な食料供給
3巻 大豆パワーで未来の食卓をまもる

著者紹介

石川伸一/監修

宮城大学食産業学群教授。東北大学農学部卒業。東北大学大学院農学研究科修了。北里大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学食品科学部客員研究員などを経て、現職。専門は、食品学、調理学、栄養学。食を「アート×サイエンス×デザイン×エンジニアリング」とクロスさせて研究している。主な著書に、『クック・トゥ・ザ・フューチャー 3Dフードプリンターが予測する24 の未来食』(グラフィック社)、『「食べること」の進化史』(光文社)『分子調理の日本食』(オライリー・ジャパン)、『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)など多数。

各巻紹介