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金子みすゞ ほしとたんぽぽ

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1985年に生まれた金子みすゞの最初の絵本。「たいりょう」「つゆ」など15編の詩を、上野紀子が抒情豊かに描いている。

定価 1,760円(本体1,600円)
発行年月 2025年6月
発行 JULA出版局
版型 AB
サイズ 縦256mm × 横210mm × 背幅9mm
ページ数 32ページ
ISBN 9784577052341
  • サンケイ児童出版文化賞推薦

対象年齢

  • 4歳
  • 5歳
  • 6歳
  • 小1
  • 小2
  • 小3
  • 小4
  • 小5
  • 小6
  • 中学生
  • 一般
  • 子どもからおとなまで
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書籍内容紹介

1985年に生まれた金子みすゞの最初の絵本。心にしみる金子みすゞの世界を「たいりょう」「つゆ」など15編の詩に託して、上野紀子が抒情豊かに描いています。夫なかえよしをと共にみすゞ甦りのころから知る上野は、詩に深く感動し、みすゞを彷彿とさせる少女を思いうかべ、なかえと協力して本作に臨みました。(発行:JULA出版局)

著者紹介

金子みすゞ/詩

本名金子テル。1903(明治36)年、山口県大津郡仙崎村(現在の長門市)に生まれる。大正末期から昭和初期にかけ、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」とまで称賛されながら、1930(昭和5)年、26歳の若さで世を去った。没後その作品は埋もれ、「幻の童謡詩人」と語りつがれるばかりとなったが、童謡詩人・矢崎節夫の長年の努力により512編の詩を収めた遺稿集が見つかり、没後50余年を経て『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版された。2003(平成15)年には、故郷に長門市立金子みすゞ記念館がオープン。その作品の魅力は、いま世界にひろがりつつある。

上野紀子/絵

1940年埼玉県生まれ。絵本作家、画家。日本大学藝術学部美術科卒。夫である中江嘉男(なかえよしを)が文、上野が絵を描いて絵本を合作。『Elephant Buttons』(ハーパーアンドロー社)でデビュー。「ねずみくんの絵本」シリーズ『ねずみくんのチョッキ』(ポプラ社)で講談社出版文化賞絵本賞受賞、1987年『いたずらララちゃん』で絵本にっぽん賞、2005年中江とともに巌谷小波文芸賞受賞。他の作品に『ぞうのボタン』(冨山房)、『ちいちゃんのかげおくり』(あまんきみこ作/あかね書房)、『こころのえほん』(なかえよしを作/ポプラ社)、『扉の国のチコ』(巌谷國士文・中江嘉男構成/ポプラ社)など多数。2019年逝去。

矢崎節夫/選

目次

*収録作品
たいりょう/おさかな/つもった ゆき/つち/つゆ/き/わらい/わたしと ことりと すずと/ふしぎ/まゆと はか/ほしと たんぽぽ/いぬ/こだまでしょうか/こころ/みんなを すきに 全15編

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