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第４回フレーベル館ものがたり新人賞大賞受賞作！

夢と現実が溶けあっていく、”たった一回“の夏を描いたあたたかな物語。

 

小学5年生のトモルは、ちょっとぬけているところがあるけれど、すなおで元気いっぱいの野球少年。

この夏、はじめておばあちゃんの住むいなかに泊まりに来たトモルは、

そこでふしぎな雰囲気をまとった年上の少女・めぐるちゃんと出会う。

いばりんぼだけど、なにかと面倒を見てくれるめぐるちゃんと遊んだり、

おばあちゃんと一緒のいなか暮らしを満喫したり、充実した日々を過ごすが、

めぐるちゃんと出会って以来、ふしぎな夢を見るようになる…

そしてトモルは、めぐるちゃんにまつわる、ある事実に気づくことになる。

 

「想像や夢が、現実を追いぬく瞬間だってある」

想像と夢、そして希望と願いが生んだ、”たった一回“しかない邂逅の物語をお楽しみください。

 

 

トモルの海　＜書籍詳細ページはこちら＞

 

本体価格	1,540円(税込)
著者名	戸部寧子／作　田中海帆／絵
対象年齢	子どもからおとなまで
サイズ	20×14cm
ページ数	224ページ
発行年月	2023年12月
ISBN	9784577051894

 

 

 

 

 

 

 

 ▲この美しいカバー絵を手掛けてくださったのは、田中海帆さん。

　きらきらと輝く海の上を、自由に飛ぶ魚たち…

　これがなにを表しているか、物語を読めばきっとおわかりいただけます。

 

▲本作のプロモーションビデオです。

　ぜひご覧ください。

 

 

本作の出版のきっかけとなった第4回フレーベル館ものがたり新人賞の最終選考会での選評は、

下記特設サイトにて公開しております。

 

＜ものがたり新人賞特設サイトはこちら＞

 

 

最終選考委員の選評（要約）

「現実と幻想が入り混じった世界が展開され、個々の描写は、優れた感性と表現力を感じさせる」ーー山本省三氏

「設定もさることながら、この姉が非常に魅力的に描かれていることと、生き生きした二人のやりとりが作品を輝かせている。

　そうした独特の輝きこそ物語の質を決めるものだと思う」ーー高楼方子氏

「小学5年生が小学5年生の目で見ている世界の描写がきらきらしている」ーー石井睦美氏