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数々の絵本賞を受賞した「ナンセンスの神様」長新太の名作が、

装いを新たにして登場！

静かな海の底。大切なノコギリがぼろぼろになってしまい、ひとり涙するノコギリザメのオジイサン。

そこへふと、うみのオバケが現れてノコギリをなおしてくれることに。

「わしにまかせておけ」

うみのオバケは自信満々にそう言って、ノコギリザメの大切なノコギリをつかむと……？

クスッと笑える物語の中で「自分らしさ」を問いかける、長新太ワールド全開の一作です。

ノコギリザメのなみだ　＜書籍詳細ページはこちら＞

▲大切なノコギリがぼろぼろになってしまい、涙を流すノコギリザメのおじいさん。

　そこに、うみのオバケがやってきて、「わしがなおしてやるよ」と名乗りを上げますが……。

▲「ひえーっ」

　なんと、うみのオバケが大切なノコギリをとってしまいました！

▲それから、能天気なうみのオバケは海中を探し回り、

　次々と「ノコギリの代わり」を集めてきますが、

　何を試してもノコギリザメのオジイサン涙を流すばかり。

▲どこかの海で交わされる静かで奇妙なやりとりは、一体、どんな結末を迎えるのでしょうか？