フレーベル館 出版サイト

作品概要

ある古い掃除機の中で暮らしている、謎のいきもの・ボンボンとボンボンパパ。掃除機が吸い込んだ「おもしろいもの」を使っておうちを作ります。ところがついに掃除機が壊れてしまい、どこかへ運ばれるボンボンたち。突然、光が差し込んできたその先には…。
おもしろくて、ちょっとせつない。誰も知らない世界が広がっています。

スペインで絵本作家デビューをした著者による、日本初刊行作品です。 第17回MOE絵本屋さん大賞2024 新人賞3位入賞

キャラクター紹介

  • ボンボン

    パパの ことが だいすきな げんきなこ。
    しりたがりで、いろいろな ことに きょうみが ある。

  • ボンボンパパ

    やさしいパパ。
    くふうの めいじんで なんでも つくってくれる。

著者紹介

  • 加藤 絢子(かとうあやこ)/作・絵

    静岡県生まれ。多摩美術大学絵画学科版画専攻卒業、銅版画を学ぶ。ゲーム会社で3Dデザイナーとして勤務後、フリーのデザイナーとなり、イラスト、銅版画作品、アニメーション等を多数制作。『そうじきのなかのボンボン』で第10回武井武雄記念日本童画大賞 絵本部門 審査員特別賞受賞(主催:岡谷市・イルフ童画館)。絵本の作品に『そうじきのなかのボンボン』(フレーベル館)、スペイン語の絵本に『EL CASTILLO SIN SOL』( 文・Jose Sanabria/ Thule Ediciones)、『El puente del rey』(文・Jose Sanabria /Editorial El Ateneo)がある。